闇の皇太子 微睡の想い人 [本]

 金澤先生の最新刊。bl作家さんで、ライトノベルでかなり健闘してると思います。

 簡単にあらすじをいうと、
 主人公・后が異世界人である父親で、その世界の帝とオモテ(現世)との母との混血であり潜在能力が強いせいで後継者に選ばれ、苦難の後継者修行をしているハナシ。
主要人物
主神言  この人がすべての元凶。病んだ中二(15)で、誰にも心を開かず懐かない冷酷無比な子供であったが、長年憎んでいた兄・后のなにげない親切を気に入り 執着する。
巻をますごとに、違う感情じゃねぇ?と誤解するほどの超ブラコンに進化。

阿倍晴明  后の側近であり師匠。言に一族を気まぐれで滅ぼされたことを恨み復讐を誓っていたが、后の説得で復讐をやめる。のちに、后の協力で言のなかにいる一言主神の力で一族は復活して魂のこもった忠誠を誓われる。飄々とした性格で、后との掛け合いも面白いけど、なんか違う執着もはいってきてるようで。


あと、個性的な人たちがでてきますが、この三人が面白いです。后を挟んで、嫁vs姑みたいな舌戦をくりひろげるところが。
話的展開は大きな風呂敷を広げず、派手めなバトルシーンもなくこじんまりしたトラブルと終結が、ちょっと物足りないけど。
次回の敵も、一冊で終わりそうだ[ドコモポイント]

2010年8月発売文庫闇の皇太子 微睡の想い人



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